Xperia 5 IV 楽天モバイルで使える?設定手順・eSIM/物理SIM・つながらない時の対処まで解説

Xperia 5 IVは、楽天モバイルが製品ページと初期設定ガイドを公式に用意している端末です。そのため、楽天回線での利用を前提とした情報が一通り揃っており、結論から言えば基本的に「普通に使える」側の機種に分類されます。楽天モバイルで端末トラブルが起きやすいケースと比べると、対応状況や情報の分かりやすさという点では、かなり安心感のあるモデルです。

ただし注意点として、同じXperia 5 IVでも「どこで購入したか」によって手順と確認ポイントが変わる点は見落とされがちです。Xperia 5 IVには、楽天モバイル版、メーカーSIMフリー版、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア版が存在し、それぞれ初期状態が異なります。「Xperia 5 IVだから大丈夫」と一括りにして進めると、ここで詰まりやすくなります。

失敗しないための近道は、最初に3点を確定させることです。
1つ目は型番。設定画面や箱に記載されている型番を確認し、自分がどの販売ルートの端末を使っているかを把握します。
2つ目はSIMロックの有無。キャリア版の場合、SIMロックが解除されていないと楽天モバイルのSIMを挿しても通信できません。購入時期によっては解除が必要になるため、ここは必ず事前確認が必要です。
3つ目はSIM方式(物理SIMかeSIMか)。楽天モバイル版やSIMフリー版はeSIM対応が分かりやすい一方、キャリア版では使えるSIM方式や初期設定手順が微妙に異なることがあります。

この3点を先に確定させておけば、Xperia 5 IVは楽天モバイルで特別な回避策を取らなくても、ガイド通りに進めれば使える端末です。逆に言えば、「型番を確認しない」「SIMロックを見落とす」「SIM方式を決めない」まま進めると、開通後に通信できず原因が分からない、という典型的なトラブルに繋がります。

まとめると、Xperia 5 IV自体は楽天モバイル向きの端末ですが、重要なのは機種名ではなく購入元ごとの違いを理解した上で準備することです。最初に型番・SIMロック・SIM方式を固める。この一手間を入れるだけで、「普通に使える端末」という評価を、そのまま実体験に変えることができます。


  1. まず結論:Xperia 5 IVで楽天を使う“成功パターン”
  2. 1)持っているXperia 5 IVの“種類”を確認(ここで9割決まる)
  3. 型番の確認方法(超簡単)
  4. 2)SIM方式を決める(物理SIMかeSIMか)
  5. 物理SIM(nanoSIM)のメリット・向く人
  6. eSIMのメリット・向く人
  7. 3)楽天モバイルへ乗り換える(MNP)の流れ(Xperia 5 IV向け)
  8. ステップA:申し込み前の準備
  9. ステップB:申し込み(物理SIM/eSIMを確定)
  10. ステップC:開通(MNP転入)と時間帯の注意
  11. 4)初期設定(楽天公式手順に沿うのが最短)
    1. 初期設定の全体像(概要)
    2. 迷ったら「公式ページ」に戻るのが正解
    3. ワンポイントのコツ
  12. 5)よくあるトラブルと対処(Xperia 5 IV編)
  13. 圏外・通信できない
    1. ① 開通がまだ(夜間にMNP転入したケース)
    2. ② SIMロックが残っている
    3. ③ 回線を掴み直せていない
    4. ④ デュアルSIMでデータ回線が別SIMになっている
    5. まとめ(上から順にチェック)
  14. 4G/5Gが不安定
  15. Rakuten Linkが使いにくい/通話が安くならない
    1. まずやるべき固定化ポイント
      1. 1) 発信は必ずRakuten Linkから
      2. 2) Linkで発信できているかの確認
      3. 3) 標準電話アプリ発信を避ける工夫
    2. 注意点(取りこぼしやすい)
  16. 6)Xperia 5 IV×楽天モバイルのおすすめ運用(後悔しにくい)
    1. 後悔しにくい運用の型(おすすめ順)
      1. ① まずは物理SIMで開通
      2. ② 安定後にeSIM/デュアルSIMへ発展
      3. ③ 不安がある間は役割分担運用
      4. ④ 月末乗り換えは時間帯を厳守
      5. まとめ

まず結論:Xperia 5 IVで楽天を使う“成功パターン”

Xperia 5 IVで楽天モバイルを使う場合、成功しやすいパターンはすでにかなり絞れています。逆に言うと、この型に当てはめて進めれば、大きく詰まることはほぼありません。

まず一番簡単なのが、楽天モバイルで購入したXperia 5 IVをそのまま使うパターンです。
楽天モバイル版は、初期状態から楽天回線前提で設計されており、SIMロックやAPN、対応バンドなどで悩む要素がほぼありません。ガイド通りに進めれば、そのまま「普通に使える」状態になります。手間をかけたくない人にとっては、最も失敗リスクが低い選択です。

次に多くの人が選ぶのが、SIMフリーのXperia 5 IVを持ち込み、物理SIM(nanoSIM)で開通するパターンです。
Xperia 5 IVはSIMフリー版でも楽天回線対応が確認されており、物理SIMであれば設定や切り分けが非常に分かりやすいのが特徴です。通信できない場合でも、「SIMを挿し直す」「別端末で確認する」といった基本的な切り分けができるため、安定志向の人にはこの方法が向いています。

3つ目が、eSIM対応を活かしてeSIMで開通し、必要に応じてデュアルSIM運用にするパターンです。
これは、楽天モバイルを通話用にしつつ、別回線をデータの保険として使いたい人向けの上級者運用です。設定自体は難しくありませんが、「どの回線で通信しているか」「通話はどのSIMか」を理解していないと混乱しやすいため、スマホ設定に慣れている人向けと言えます。

どのパターンを選ぶ場合でも、最初に必ずやるべきことは共通です。
それが、「自分のXperia 5 IVが楽天回線で使える状態かを、公式の対応状況確認(BYOD)でチェックすること」です。
購入元(楽天版/SIMフリー版/キャリア版)や型番によって、SIMロックの有無や対応状況が変わるため、ここを確認せずに進めると「開通したのに通信できない」という典型的な失敗につながります。

まとめると、Xperia 5 IV × 楽天モバイルは、
・楽天版 → 最短ルート
・SIMフリー+物理SIM → 安定ルート
・eSIM/デュアルSIM → 柔軟だが理解前提
このどれかに当てはめて進めるのが正解です。

機種そのものは問題ありません。失敗するかどうかは、「最初に状態確認をしたかどうか」だけです。ここを押さえて進めれば、Xperia 5 IVは楽天モバイルで十分に実用的な端末になります。


1)持っているXperia 5 IVの“種類”を確認(ここで9割決まる)

Xperia 5 IVは、楽天モバイルでも実際に販売されていた端末で、公式の製品ページや初期設定ガイドが用意されている=楽天回線での利用実績がある機種です。
ただし、ここで多くの人がつまずくのが、「Xperia 5 IVなら全部同じ」と思ってしまう点です。実際には、キャリア版(ドコモ/au/ソフトバンク)か、SIMフリー版かで中身の挙動が変わります

まず大きく違うのがSIMロック解除の要否です。
SIMフリー版や楽天モバイル版は、最初からSIMロックがかかっていないため、そのまま楽天モバイルのSIMで通信できます。一方、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリア版は、購入時期や契約状況によってSIMロック解除が必要な場合があります。ここを見落とすと、「開通したのに圏外」「アンテナは立つのに通信できない」という状態になりやすいです。

次に違いが出るのがeSIMの扱いです。
SIMフリー版や楽天モバイル版は、eSIM利用を前提にした情報が整理されており、比較的スムーズに設定できます。一方でキャリア版は、eSIM自体は対応していても、楽天モバイルでのeSIM運用が分かりにくいケースがあります。そのため、キャリア版を持ち込む場合は、まず物理SIM(nanoSIM)で開通する方が切り分けしやすいです。

さらに、4G/5GやVoLTEの挙動も完全に同一ではありません。
楽天モバイル版は楽天回線前提で最適化されていますが、キャリア版は元のキャリア仕様を引きずることがあります。その結果、
・5Gは掴むが安定しない
・VoLTEの切り替えが分かりにくい
・通話設定で一部表示が違う
といった「使えるけど挙動が違う」状態になることがあります。致命的ではないものの、事前に知っていないと不安になりやすいポイントです。

最後に、意外と差が出るのが初期設定(APN周り)が自動で入るかどうかです。
楽天モバイル版は、SIMを入れて起動すれば自動で設定が入るケースがほとんどです。SIMフリー版も概ね自動設定されますが、キャリア版ではまれに手動確認が必要になることがあります。この違いが、「同じXperiaなのに、なぜ自分だけ設定が必要なのか」という混乱につながります。

まとめると、Xperia 5 IVは楽天モバイルで使える端末であること自体は事実ですが、
・SIMロック解除が必要か
・eSIMを使うか物理SIMにするか
・通信や通話の挙動が多少違う可能性
・初期設定が自動で済むか
この4点は、購入元(キャリア版かSIMフリーか)で変わるという理解が不可欠です。

だからこそ最初にやるべきことは、「Xperia 5 IVかどうか」ではなく、「自分のXperia 5 IVがどの版か」を確定させることです。ここを押さえてから進めれば、楽天モバイルでも無駄なく、安心して使える端末になります。

型番の確認方法(超簡単)

まずやることは、とてもシンプルです。
憶測や口コミを見る前に、「自分の端末の正体」を確定させます。

やり方は次の通りです。

・設定 → 端末情報(デバイス情報)を開き、モデル番号(型番)を確認する
・端末の外箱や
購入履歴(キャリア・ショップのマイページ、レシート)にも、同じ型番が記載されていることが多い

ここで「Xperia 5 IV」という機種名だけで止まらず、型番まで見るのが重要です。
同じXperia 5 IVでも、楽天版・SIMフリー版・キャリア版で中身が違うため、型番が分からないまま進めるのが一番危険です。

次に、その型番をそのまま使って、楽天モバイル公式の
「ご利用製品の対応状況確認(BYOD)」でチェックします。

この手順が一番確実です。
理由はシンプルで、

・楽天回線での通信可否
SIMロック解除が必要か
物理SIM / eSIM対応
・音声通話(VoLTE)や5Gの扱い

これらが型番ベースで公式に整理されているからです。

ネット記事の
「使えるらしい」
「問題なかったという声が多い」
といった情報は、別の型番の話が混ざっていることが非常に多いです。
一方、公式の対応状況確認は「その型番でどうか」しか書いていないため、判断がブレません。

まとめると、

1️⃣ 端末情報・箱・購入履歴でモデル番号を確定
2️⃣ 楽天モバイル公式の対応状況確認で型番検索
3️⃣ そこでOKなら、初めて「使える前提」で進める

この順番を守るだけで、
「Xperia 5 IVなのに通信できない」
「eSIMで詰んだ」
といった事故は、ほぼ回避できます。

楽天モバイルで端末を使うときの正解は、評判を見ることではなく、型番を公式で照合すること
これが一番早くて、一番安全な判断方法です。


2)SIM方式を決める(物理SIMかeSIMか)

Xperia 5 IVは、楽天モバイル側に初期設定手順ページが用意されている端末です。
そのため、楽天モバイルで使う前提の情報が整理されており、公式手順に沿って進めれば迷いにくい機種と言えます。

ただし、ここで分かれ道になるのが
「どのSIM方式で契約するか」です。
SIM方式によって、事前準備と開通当日の作業内容
がはっきり変わります。

まず、物理SIM(nanoSIM)で契約する場合
この場合は準備がシンプルで、
・SIMカードが届くのを待つ
・端末の電源を切ってSIMを挿す
・起動して初期設定を行う
という流れになります。
通信できない場合も、SIMの抜き差しや別端末での確認ができるため、切り分けが非常に楽です。
「まずは確実に使える状態にしたい」「設定トラブルを避けたい」人に向いた方式です。

次に、eSIMで契約する場合
SIMカードの配送を待たずに始められるのが最大のメリットですが、
・eSIMを設定するためのWi-Fi環境
・QRコード読み取りやプロファイル追加などの当日作業
が必須になります。
Xperia 5 IVはeSIM対応ですが、設定途中で通信が切れると一気に不安になります。そのため、時間と環境を確保した上で行う必要があります

さらに、eSIM+物理SIMのデュアルSIM運用を考える場合は、
・どちらを通話用にするか
・どちらをデータ用にするか
・自動切替を使うかどうか
といった運用ルールまで事前に決めておかないと、
「思った回線じゃない方で通信していた」という混乱が起きやすくなります。
便利ですが、理解前提の上級者向けです。

まとめると、Xperia 5 IVは楽天モバイル公式の初期設定ガイドがあるため、機種としては非常に進めやすいです。
ただし、

・安定重視、切り分け重視 → 物理SIM
・即日開通、柔軟運用 → eSIM
・保険をかけたい → デュアルSIM

このどれを選ぶかで、準備と当日の作業内容が変わります。
先にSIM方式を決めてから公式手順を見る。
この順番を守るだけで、Xperia 5 IV × 楽天モバイルは、かなりスムーズに立ち上がります。

物理SIM(nanoSIM)のメリット・向く人

Xperia 5 IVでとにかく失敗したくないなら、最初は物理SIM(nanoSIM)が無難な選択になります。

理由はシンプルで、実務的な強さが段違いだからです。

設定が苦手でも進めやすい
 SIMを挿して電源を入れ、公式ガイド通りに進めるだけ。途中で何が起きているかが分かりやすく、心理的な負担が小さいです。

トラブル時に抜き差しで切り分けできる
 通信しない時でも「SIMを挿し直す」「別端末で試す」といった王道の確認ができます。これはeSIMにはない安心材料です。

端末側のeSIM相性問題を避けられる
 Xperia 5 IVはeSIM対応ですが、キャリア版・SIMフリー版の違いや設定順で挙動に差が出ることがあります。物理SIMなら、そうした相性問題をほぼ回避できます。

楽天モバイルは初期設定ガイドが整っているとはいえ、最初の1回目は「分かりやすさ」と「戻れる手段」がある方が成功率が高いです。
その意味で、

👉 まずは 物理SIMで確実に開通
👉 問題なく使えることを確認
👉 必要になったら eSIM/デュアルSIMを検討

この順番が、失敗しない王道ルートです。

Xperia 5 IV × 楽天モバイルは、端末自体が難しいわけではありません。
最初のSIM方式選びを堅実にするかどうかが、明暗を分けるポイントです。

eSIMのメリット・向く人

その通りです。eSIMは条件さえ合えば、楽天モバイルの中で最短ルートになります。

楽天モバイルのeSIM案内でも説明されている通り、
eSIMは eKYC(オンライン本人確認)→ そのまま開通 までが一本でつながっており、うまく噛み合うと驚くほどスムーズです。

eSIMが評価される理由を、実務目線で整理すると次の3点です。

まず、SIM到着を待たずに開通できる点。
物理SIMはどうしても配送待ちが発生しますが、eSIMは審査完了後すぐに設定へ進めます。
「今日中に回線を切り替えたい」「月末に間に合わせたい」という状況では、これは大きな差になります。

次に、デュアルSIM運用に発展させやすい点。
Xperia 5 IVは物理SIM+eSIMの構成が取れるため、
・楽天を通話用
・別回線をデータ用
といった“保険付き運用”に自然に移行できます。
最初から一本化が怖い人にとっては、逃げ道を残せるのがeSIMの強みです。

そして、申し込み〜本人確認〜開通までがオンラインで完結しやすい点。
eSIMの場合、eKYCを使えば本人確認の審査が最短数分で完了し、そのまま my 楽天モバイル上でMNP転入(開通)まで進める設計になっています。
書類郵送やSIM差し替え待ちがないため、段取りが噛み合えば非常に軽いです。

ただし、ここが重要です。
この快適さは「端末が確実にeSIM対応であること」が前提条件です。

特に持ち込み端末の場合は、

・型番ごとにeSIM対応状況が違う
・キャリア版はeSIM自体は使えても、楽天回線での挙動が分かりにくい場合がある
・設定途中で通信できなくなると、切り分けが一気に難しくなる

といったリスクがあります。
そのため、eSIMを選ぶ場合は 必ず事前に型番ベースで公式の対応状況確認を通すことが必須です。

まとめると、

スピード最優先/オンライン完結したい → eSIMは非常に強い
デュアルSIM前提で使いたい → eSIMは相性が良い
端末対応に少しでも不安がある → 物理SIMから始めた方が安全

eSIMは「便利だから選ぶ」ものではなく、
「端末と環境が揃っている人が使うと最短になる選択肢」です。

Xperia 5 IVでeSIMを使うなら、
型番確認 → 公式対応確認 → 時間とWi-Fiを確保
この順番を守れるなら、eSIMはかなり快適に使えます。


3)楽天モバイルへ乗り換える(MNP)の流れ(Xperia 5 IV向け)

まず最初にやるのは、端末の確定です。
設定 → 端末情報(デバイス情報)でモデル番号(型番)を確認し、
その型番を楽天モバイル公式のご利用製品の対応状況確認(BYOD)で照合します。
ここで「使える」が確認できて、初めてスタートラインに立てます。
ネット記事や口コミは、この段階では一切見なくて大丈夫です。

次に、SIM方式を決めます
失敗したくないなら物理SIM、
即日開通や将来のデュアルSIMを見据えるならeSIM。
ここを曖昧にしたまま申し込むと、準備と当日の作業が噛み合わなくなります。
「今回はどちらで行くか」を先に決めるのが重要です。

その次が、楽天モバイル側の準備です。
楽天IDにログインできるか、
会員情報(氏名・住所)が本人確認書類と一致しているか、
支払い方法(カード/口座)が用意できているか。
ここは新しい作業というより、情報のズレを潰す工程です。
ズレが残ると、本人確認で止まりやすくなります。

準備が揃ったら、申し込みに進みます。
必ず「他社から乗り換え(MNP)」を選び、
SIM方式(物理SIM or eSIM)を確定させます。
申し込みが終わった時点では、まだ回線は切り替わりません
ここで一度、深呼吸できるのがこの構成の良いところです。

次が、電話番号の引き継ぎ(MNP)申請です。
ワンストップを使うか、予約番号方式にするかは、
事前に決めた通り進めます。
この工程は「ログイン情報が分からず止まる」ことが多いので、
止まっても慌てず、方式を切り替えればOKです。

そして最重要ポイントが、開通(MNP転入)です。
これは「押した瞬間に元回線が止まる」操作なので、
必ず 9:00〜21:00の余裕ある時間帯に行います。
物理SIMならSIMが手元にあること、
eSIMならWi-Fi環境があることを確認してから進めます。

最後に、開通後の動作確認です。
データ通信、通話、SMS、Rakuten Linkの発信、
必要ならデュアルSIM設定。
ここを確認してから日常運用に戻すことで、
「後から詰まる」確率を一気に下げられます。


まとめると、失敗しにくい順番はこうです。

  1. 型番確認 → 公式対応チェック
  2. SIM方式を決める(物理SIM / eSIM)
  3. 楽天ID・本人確認・支払いのズレを潰す
  4. MNPで申し込み(この時点では切り替わらない)
  5. 電話番号引き継ぎ申請
  6. 時間帯を選んで開通
  7. 動作確認してから運用開始

Xperia 5 IVは、端末としてはかなり素直です。
うまくいくかどうかは、この順番を守れるかどうかだけ。
焦らず、一段ずつ進めれば、楽天モバイルへの切り替えは難しい作業ではありません。

ステップA:申し込み前の準備

この段階は「作業」というより、後戻りを防ぐための下準備です。
ここを雑にすると、申し込み後や開通直前で止まりやすくなります。

まず、本人確認書類・楽天ID・支払い方法をまとめて用意します。
本人確認書類は、氏名・住所・生年月日が楽天IDの会員情報と一致しているかまで含めて確認します。楽天モバイルではこの一致が前提条件になるため、書類だけ正しくても楽天ID側が古い住所のままだと審査で止まります。支払い方法も、カード/口座の名義が契約者名義と一致しているかを事前に確認しておくと、確認作業が増えません。

次に、乗り換え元のログイン情報を確認します。
MNPワンストップを使う場合でも、乗り換え元のマイページにログインできないと途中で詰まりやすいのが実情です。ID・パスワードが分からない状態で進めると、手続きが中断されやすいため、この時点で必ずログインできるかを確認します。怪しい場合は、予約番号方式へ切り替える判断ができる状態にしておくのが安全です。

続いて、端末のSIMロック状態を確認します。
SIMフリー版や楽天モバイル版のXperia 5 IVであれば問題ありませんが、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア版は、購入時期や契約条件によってSIMロック解除が必要な場合があります。ここを確認せずに進めると、開通後に通信できず原因切り分けが難しくなります。

最後に、Xperia 5 IVが楽天回線に対応しているかを公式で確認します。
設定 → 端末情報でモデル番号(型番)を確認し、その型番を楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認(BYOD)」で照合します。ネット記事の「使えるらしい」という情報より、型番ベースの公式確認が最優先です。

まとめると、この準備フェーズの目的は「集める」ことではなく、ズレをなくすことです。
本人確認書類・楽天ID・支払い情報・乗り換え元ログイン・SIMロック・端末対応状況。
この6点が揃っていれば、その後の申し込み〜開通までが一気に楽になります。

ステップB:申し込み(物理SIM/eSIMを確定)

まず、SIM方式を決めます
選択肢は 物理SIM(nanoSIM)eSIM のどちらかです。

物理SIM
 設定が分かりやすく、トラブル時も抜き差しで切り分け可能。
 Xperia 5 IVで「失敗したくない」なら最優先の選択肢。

eSIM
 即日開通・オンライン完結が可能。
 将来的にデュアルSIM運用を考えている人向け。
 ただし端末のeSIM対応を公式で確認済みであることが前提。

※ここを曖昧にしたまま進めると、準備と当日の作業が噛み合わなくなります。
「今回はどちらで行くか」を決め切ってから申し込みに進むのがポイントです。


次に、MNPで電話番号を引き継ぐ設定で申し込みます

申し込み画面では必ず、

「他社から乗り換え(MNP)」を選択
今使っている電話番号を引き継ぐ
契約者名義が乗り換え元と同一であることを確認

この3点をセットで確認します。

ここでありがちな失敗は、
・新規契約で進めてしまう
・名義違いに気づかず進める
というパターンです。
一度確定すると戻しづらいため、申し込み確定前に必ず見直します。

ステップC:開通(MNP転入)と時間帯の注意

これは必ず押さえておくべき重要ルールです。
楽天モバイルの公式FAQでも明記されており、MNP転入(開通)は「開始した時間帯」で結果が変わります

結論を先にまとめると、こうです。

  • 9:00〜21:00にMNP転入を開始
     → 原則、当日中に開通
  • 21:01〜翌8:59に開始
     → 翌9:00以降の開通扱い

つまり、
21時をまたいだ瞬間に「当日開通」の権利が消える、という理解でOKです。

ここでよくある失敗が、
「21時ギリギリなら間に合うだろう」
「21時ちょうどくらいに押せば当日扱いになるはず」
という判断です。
実際には、操作の遅れ・通信待ち・確認画面などで21:01を超えるリスクが高く、結果として翌日扱いになります。

特に注意が必要なのが、月末・急ぎのケースです。

  • 月末に開通させて料金区切りを狙っている
  • 仕事や連絡の都合で当日中に必ず使いたい
  • 旧回線の解約タイミングが絡んでいる

こうした状況で21時前後に作業するのは最悪の選択になります。
元回線は止まったのに、新回線は翌朝まで使えない、という“空白時間”が発生しやすいからです。

実務的な鉄則はこれです。

  • 当日開通したい → 20時までに開始
  • 余裕を持つなら → 日中〜夕方に作業
  • 21時前後は触らない

これはeSIMでも物理SIMでも同じです。
開通ボタンを押した瞬間に元回線が止まるため、時間帯ミスはダメージが大きいです。

まとめると、
MNP転入は「手順」よりも「時間帯管理」が成功率を左右します。
月末や急ぎの人ほど、
「21時前後に作業しない」
この一点を守るだけで、トラブルの大半は避けられます。


4)初期設定(楽天公式手順に沿うのが最短)

楽天モバイルは 「Xperia 5 IV|各種製品の初期設定」 という専用ページを用意しており、持ち込み端末でも公式手順に沿って進められるのが大きな安心材料です。
細かな画面表示はOSバージョンで変わりますが、全体の流れは共通なので、まずは概要を押さえておくと迷いません。


初期設定の全体像(概要)

  1. SIMを挿入(またはeSIMを設定)
     物理SIMなら挿入、eSIMならQRコード読み取りやプロファイル追加から開始します。
  2. 端末のセットアップを進める
     言語・地域・Googleアカウントなど、通常のAndroid初期設定を進行。
  3. Wi-Fiに接続(必要に応じて)
     eSIM設定中やアプリ更新が多い場合は、Wi-Fiがあると安定します。
  4. 回線の開通確認
     アンテナ表示、モバイルデータ通信、通話発着信、SMSをチェック。
  5. 必要なアプリ設定
     Rakuten Linkなど、使う前提のアプリを入れて初期設定。

迷ったら「公式ページ」に戻るのが正解

Xperia 5 IVは、

  • 楽天モバイル側で機種別に手順が整理されている
  • OS差分で画面が違っても要点は変わらない

という特徴があります。
そのため、ネット記事の断片的な手順より、公式のXperia 5 IV初期設定ページを見ながら進めるのが最も安全です。


ワンポイントのコツ

  • 物理SIMは切り分けが簡単。最初の1回目は安心。
  • eSIMはWi-Fi必須。時間と環境を確保してから。
  • 開通直後は、通話・データ・SMSを一度ずつ確認してから日常運用へ。

この流れを頭に入れておけば、画面が多少違っても慌てません。
迷ったら公式に戻る。これが、Xperia 5 IVで楽天モバイルを安全に立ち上げる最短ルートです。


5)よくあるトラブルと対処(Xperia 5 IV編)

Xperia 5 IVは比較的相性が良い側ですが、それでも“乗り換え直後”はトラブルが起きやすいです。原因別に切り分けると、対応が早くなります。

圏外・通信できない

この段階で「つながらない」と感じたら、故障を疑う前に“よくある原因”を上から潰すのが正解です。
Xperia 5 IV × 楽天モバイルでは、次の4点でほぼ説明がつきます。


① 開通がまだ(夜間にMNP転入したケース)

21:01〜翌8:59にMNP転入を開始すると、開通は翌9:00以降になります。
この待機中は、アンテナが立たない/通信できないのは仕様です。
9時を過ぎるまで触らないのが最短解決。


② SIMロックが残っている

キャリア版(ドコモ/au/ソフトバンク)では、SIMロック解除が未実施だと通信できません。
設定画面でSIMロック状態を確認し、必要なら解除を完了させます。
→ 解除後は再起動を忘れずに。


③ 回線を掴み直せていない

開通直後は、端末が旧回線情報を掴んだままのことがあります。
次を順に実施してください。

  • 機内モード ON → 30秒 → OFF
  • 再起動
  • 電波の良い場所(窓際・屋外)へ移動

これだけで復帰するケースは非常に多いです。


④ デュアルSIMでデータ回線が別SIMになっている

eSIM+物理SIMのデュアルSIM運用では、
「通話は楽天、データは別SIM」という状態が起きがちです。

  • モバイルデータの既定回線が楽天モバイルになっているか
  • 自動切替が意図せずONになっていないか

を確認してください。
→ データ既定を楽天に固定すると即解決することがあります。


まとめ(上から順にチェック)

  1. 時間帯(夜間なら待つ)
  2. SIMロック(解除済みか)
  3. 掴み直し(機内モード/再起動)
  4. デュアルSIM設定(データ既定)

この順番で確認すれば、ほとんどの「つながらない」は解消できます。
焦らず、仕様→設定→切り分けの順で進めるのが最短ルートです。

4G/5Gが不安定

その考え方がいちばん現実的です。
楽天モバイルは、場所による体感差が出やすい回線なので、評価はスペックではなく“生活圏”で行うのが正解です。

まず確認すべきは、自宅と職場です。
この2か所で問題がなければ、日常利用の満足度はかなり高くなります。逆に、屋内の奥・地下・ビル内などで不安定になる場合は、駅や移動中でも同じ傾向が出やすくなります。

チェックするときのポイントは次の通りです。

自宅
 リビングだけでなく、寝室・トイレ・浴室付近など、電波が弱くなりやすい場所で通信できるか。
 Wi-Fiを切った状態でも、最低限の通信ができるかを見ます。

職場
 ビル内や奥まった席、エレベーター付近での安定性。
 通話や認証コード受信が問題なくできるか。

駅・地下
 常用かどうかで重要度が変わります。毎日使うなら厳しめに評価、たまにしか使わないなら許容範囲を広く見ます。

もしここで不安が出る場合は、いきなり一本化しないのが鉄則です。
Xperia 5 IVはデュアルSIM運用ができるため、

・楽天モバイルを通話・データのメイン候補として使う
・別回線を**サブ(保険)**として残す

という形で試せます。
この運用なら、「圏外が致命的」という状況を避けながら、楽天モバイルのコスパだけを取りにいけます。

Rakuten Linkが使いにくい/通話が安くならない

まずやるべき固定化ポイント

1) 発信は必ずRakuten Linkから

  • 連絡先アプリや履歴から“そのまま発信”すると、標準電話アプリになることがあります。
  • Linkアプリを起点に、連絡先検索→発信を習慣化。

2) Linkで発信できているかの確認

  • 通話中の画面がRakuten LinkのUIかを見る。
  • 通話履歴がRakuten Link内に残っているか確認。

3) 標準電話アプリ発信を避ける工夫

  • ホーム画面にRakuten Linkのショートカットを配置。
  • 標準電話アプリのアイコンは目立たない場所へ。
  • Bluetooth機器(車・イヤホン)使用時は、どのアプリから発信されたかを一度確認。

注意点(取りこぼしやすい)

  • 0570/188/#7119/#8000などはLinkでも無料対象外。
    ここに頻繁にかける人は、無料通話の想定が崩れやすい。
  • デュアルSIM運用では、通話の既定SIMが楽天になっているかも確認。

6)Xperia 5 IV×楽天モバイルのおすすめ運用(後悔しにくい)

後悔しにくい運用の型(おすすめ順)

① まずは物理SIMで開通

  • 設定が分かりやすく、トラブル時も抜き差しで切り分けできる。
  • 開通確認(通信・通話・SMS)が一通り終わるまでが早い。
  • 端末や回線の相性を低ストレスで検証できる。

→ ここで「普通に使える」を確認できたら次へ。


② 安定後にeSIM/デュアルSIMへ発展

  • 設定負荷を一気に背負わないのがポイント。
  • 物理SIMで基礎が安定してからeSIMを追加すれば、迷いにくい。
  • デュアルSIMでの回線切替や既定設定も理解しやすい。

③ 不安がある間は役割分担運用

  • データ:安定回線
  • 通話:楽天(Rakuten Link)
  • 「一本化しない」ことで、圏外や屋内不安の逃げ道を確保。

→ 楽天の強み(通話無料・段階制)だけを取りに行ける。


④ 月末乗り換えは時間帯を厳守

  • 21時前後は触らない
  • 9:00〜20:00台の余裕ある時間にMNP転入。
  • 当日開通しやすく、元回線停止→新回線待ちの事故を防げる。

まとめ

  • 物理SIM → 安定 → eSIM/デュアルSIMの段階運用
  • 一本化を急がない(不安があるなら役割分担)
  • 開通は時間帯管理が最重要(21時前後回避)

Xperia 5 IVは素直な端末です。
後悔が出るかどうかは、機種ではなく運用の組み方で決まります。
この順番を守れば、楽天モバイルは“攻めすぎず、ちゃんと得する”回線になります。


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