楽天モバイルの「乗り換え流れ」は、準備→申し込み→電話番号の引継ぎ申請→回線切替(開通)→初期設定の順で進めれば迷いません。特にMNPワンストップ(予約番号なし)を使えるかどうかと、名義一致の確認が最重要です。
乗り換え(MNP)は一見ややこしく見えますが、やることを「順番」と「分岐」で整理すると難しくありません。まず大前提として、楽天モバイルへ他社から乗り換える場合、電話番号をそのまま使うにはMNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)を使う必要があります。楽天モバイル公式の案内でも、MNPにより電話番号を引き継げることが示されています。
そして最近の乗り換えで重要なのが「MNPワンストップ」です。これは従来必要だったMNP予約番号の取得が不要になる制度で、楽天モバイル側の説明では“より簡単でより早く”乗り換えが可能になったとされています。
ただし、楽天モバイルショップでの申し込みは未対応で、Web申し込みのみという条件があるため、「店舗で申し込みたい」人は最初から別ルート(予約番号方式)を考える必要があります。
この記事では、初心者が迷いがちな「どこから何をするのか」「いつ回線が切り替わるのか」「SIMを挿すタイミングはいつか」を、公式の手順に沿って“実行できる形”に落とし込みます。途中で詰まったときの戻り方(開通しないときの公式手順)もあわせて整理するので、最後まで読めば「乗り換えの全体像」と「つまずき回避」がセットで理解できます。
1. 乗り換え前の準備(ここで失敗が決まる)
楽天モバイルの乗り換えで、初心者が一番つまずくのは“申し込みフォーム”ではなく、その前段の準備です。公式のMNP案内でも、必要書類として本人確認書類、楽天会員のユーザID・パスワード、支払い情報(クレジットカード/銀行口座)が挙げられています。
また、本人確認書類の情報と楽天会員情報が一致している必要がある、と明記されています。
ここがズレていると本人確認で止まったり再提出になりやすく、結果的に「乗り換えが遅い」「開通が進まない」につながるので、先に揃えるのが鉄則です。
準備チェックリスト(最低限)
- 本人確認書類(記載の氏名・住所が最新か)。
- 楽天会員ID/パスワード(ログインできる状態か)。
- 支払い方法(クレジットカード or 銀行口座)。
- 乗り換え元の回線の名義が、自分の名義か(重要)。
名義一致(最重要の注意点)
楽天モバイル公式では、乗り換えるには「乗り換え元の名義」と「楽天モバイルで契約する名義」が同一である必要がある、と明記されています。
名義が異なる場合は、現在の携帯電話会社で名義を変更した後に申し込むよう案内されています。
ただし名義変更ができない場合は、楽天モバイルへ転入後に名義変更(譲渡)が必要とも書かれており、楽天モバイルショップ申し込みなら乗り換え(MNP転入)と名義変更(譲渡)を同時に手続きできる旨も記載されています。
2. 申し込み(Webでの基本操作)
準備ができたら申し込みです。楽天モバイル公式の手順では、申し込み画面の「電話番号の選択」で「他社から乗り換え(MNP)」を選択して進むよう案内されています。
申し込みが完了すると、申し込み完了メールが届く、とも記載されています。
ここまではサクサク進むことが多いですが、本当の意味での“乗り換え作業”はこの後の「電話番号の引継ぎ申請」から始まります。
ここでのコツ
3. 電話番号の引継ぎ申請(my 楽天モバイル)
楽天モバイルの案内では、次のステップとして「電話番号の引継ぎ申請」が示されています。具体的には、my 楽天モバイルの「申し込み履歴」へアクセスし、「電話番号の引継ぎ(MNP)申請をする」をタップする、と説明されています。
ここで“ワンストップで進めるのか”“予約番号方式で進めるのか”の分岐が発生します。
また、MNP予約番号を取得済みの場合の選択肢(「MNP予約番号取得済みまたは上記以外の通信会社」)も案内されています。
4. 分岐:ワンストップ(予約番号なし)or 予約番号あり
乗り換えの流れは、ここから2つに分かれます。どちらを選んでも最終的に楽天回線へ切り替わりますが、途中の手間が違います。
ワンストップ(予約番号なし)で進める場合
楽天モバイルの説明では、MNPワンストップは「従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要」になる制度です。
さらに、面倒なステップがなくなり、より簡単でより早く乗り換えが可能になったとされています。
ただし、楽天モバイルショップでのお申し込みは未対応で、Web申し込みのみと注意書きがあります。
予約番号ありで進める場合
楽天モバイルのMNP案内には、MNP予約番号取得方法の導線もあり、予約番号を用意して進めるルートも示されています。
ワンストップが使えない状況(店舗申し込みをしたい、転入元のID/パスワードが分からず進めない等)では、このルートが現実的です。
5. 回線切替(開通)とSIMのタイミング(ここが最大の山場)
乗り換え作業の中で一番重要なのが「回線切替(開通)」のタイミングです。ここを間違えると「SIMを挿したのに圏外」「ネットが使えない」が起こりやすくなります。
楽天モバイルの公式「SIMカードをスマートフォンにセットしても開通しない場合」では、MNPの人向けに、次の流れが提示されています。
- my 楽天モバイルにアクセスし、「お申込み履歴」>「MNP開始」ボタンを押す。
- 旧SIMカードの通信が圏外になった事を確認する。
- 新しいSIMカードを製品に挿して電源を入れる。
- 数分待つ。
- 状況が変わらない場合は、再起動、もしくは機内モードのON/OFFを試す。
- インターネットが利用できるようになれば完了。
また、開通手続きは楽天回線の圏内(パートナーエリア含む)で、電波がつながりやすい窓際もしくは屋外で行うよう案内されています。
つまり「回線切替は、電波が弱い場所でやらない」「旧SIM圏外確認→新SIM」の順番を守る、が最重要ポイントです。
6. 初期設定(開通後にやること)
回線切替が完了し、モバイルデータが使えるようになったら、初期設定を整えて“日常運用”に移行します。ここでの作業は端末(iPhone/Android)やSIM(物理SIM/eSIM)で変わりますが、基本は「データ通信できるか」「通話できるか」を確認することです。
もし「開通したのにデータが不安定」「ネットが繋がらない」などが出る場合も、まずは公式案内にある再起動・機内モードON/OFFを試すのが基本手順として示されています。
さらに他社端末等ではAPN設定が必要になることがある、というFAQもあるため、端末によってはAPN確認も視野に入ります。
7. 乗り換え後の確認(失敗しないための最終チェック)
最後に、乗り換えが“本当に完了したか”を短時間で確認します。ここをやるだけで、後日のトラブルが激減します。

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