スマホを楽天モバイルへ乗り換えたあと、圏外が続いたり、Wi-Fiを切るとインターネットが開けなかったりするとき、通常の再起動は試しやすい対処法です。ただし、すべての乗り換えで再起動が必須というわけではありません。新しい回線で通信・通話・SMSが使えていれば、再起動だけを追加で行う必要は通常ありません。逆に、楽天側のMNP転入が終わっていない、端末にeSIMが入っていない、使うSIMをオフにしている場合は、再起動してもその条件は変わりません。
今つながらない方は、まずWi-Fiを確保し、楽天モバイルの申し込み履歴で対象の番号と開通状況を見ます。次に端末のSIM一覧に楽天回線があるか、回線が有効か、モバイルデータ通信先が楽天かを確認します。この三つが揃っているのに圏外や通信不可が続くなら、機内モードのオン・オフや通常の再起動を一つずつ試します。iPhoneとAndroidでは操作が異なりますが、再起動の前後で同じ機能を試すと、何が改善したかが分かります。
大切なのは、「再起動」と「初期化」を混同しないことです。電源を切って入れ直すだけなら、通常は写真やアプリ、eSIMを消しません。一方で、ネットワーク設定のリセット、eSIMの削除、端末の消去は影響の違う操作です。古い端末からeSIMを先に消すと、再発行に使うSMSを受け取れないことがあります。ネットワーク設定を初期状態に戻すと、Wi-Fiへの再接続などが必要になる場合もあります。原因を調べる最初の段階で、これらをまとめて行わないようにしましょう。
この記事は、乗り換え当日に必要な確認から、iPhone・Androidの再起動、物理SIMとeSIMで手順が違う場面、復旧後のテストまでを順番にまとめたものです。「再起動したら一度だけ直った」「データは戻ったが着信しない」「Rakuten Linkだけ開けない」など、状態別に次に見る項目も示します。すでに旧回線が止まった方は、別の端末やWi-Fiで案内を見られるようにしてから進めてください。再起動を何度も繰り返すより、開通・SIM・実際の動作のどこで止まるかを確認する方が、復旧につながります。
再起動を試す前に、端末が今どう表示されているか、ひとこと控えておくのも有効です。「楽天のSIMがない」「楽天のSIMはあるが圏外」「Wi-Fiを切るとブラウザだけ使えない」といった記録があると、直ったと思ったあとに同じ症状が出たときも比較できます。急ぎの方は、開通確認、SIM一覧、通常の再起動、Wi-Fiを切った通信テストという順番から始めてください。画面が固まっている場合だけは、先に端末を操作できる状態へ戻すことを優先します。
乗り換え後に再起動する前の確認
MNP転入・開通・端末設定を分ける
受付メールだけで開通したと判断しない
番号を引き継ぐMNPでは、申し込みの受付、元の会社での引き継ぎ、楽天での転入、端末へのSIM設定が別の段階です。申し込みの受付メールが届いていても、楽天のSIMで通信や電話ができる状態になったとは限りません。Wi-Fiや別の端末を使い、契約に使った楽天IDで申し込み履歴を開きます。家族分がある場合は、対象の申込番号や電話番号を取り違えないようにします。
MNP転入を開始できる状態、転入中、eSIMプロファイルのダウンロード待ち、開通完了など、表示によって進めることが違います。SIMカードが手元にあっても、開通が済んでいるとは限りません。eSIMの場合も、申し込み済みと端末へ追加済みは別です。ステータスが待ちを示すなら、先に案内された操作や受付時刻を確認します。開通失敗が表示された場合は、文言と時刻を控え、再起動を続けずサポートの案内を確認します。
旧回線の停止と、新端末で使えることを区別する
乗り換え元が使えなくなっても、楽天の新しいSIMを使う設定が終わったとは限りません。eSIMの追加先を別の端末にしていないか、物理SIMを古いカードのまま使っていないかを確認します。反対に旧回線が使えている場合は、対象番号の転入がまだ終わっていないことがあります。デュアルSIMで別の番号も使っているなら、電波がある方を旧回線だと思い込まず、番号と契約を照合します。
申込み後に開通を保留する場合は、手続きの期限も確認します。楽天モバイルは、所定の状態でMNP予約番号の期限満了日に自動切り替えとなる場合を案内しています。端末の電源を切ることは、契約側の処理を止めることではありません。旧回線が使えない時間に備えてWi-Fiと連絡手段を残し、作業を進められる状態を作ります。
SIMの表示と使う回線を確認する
楽天SIMが見えないなら再接続の前に認識を調べる
iPhoneでは「設定」「モバイル通信」、Androidでは「SIM」「モバイルネットワーク」などから楽天の回線を確認します。機種によっては、電話番号ではなく事業者名や設定したラベルが表示されます。一つの欄だけで断定せず、回線一覧、エラーの文言、SIMがオンかを確認します。「SIMなし」が続く場合は、物理SIMの向きとトレイ、eSIMが追加済みか、端末がそのSIM方式に対応するかを見ます。
楽天回線が表示されても、回線自体が無効になっている場合があります。デュアルSIMでは、使っていないつもりの回線がデータ通信用に指定されていることもあります。「楽天・私用」「他社・仕事」のように用途が分かる名称にしておくと、設定時に取り違えにくくなります。ラベル名だけで判断せず、表示された番号や契約を確認します。
データ通信と標準電話の設定は別に見る
データ通信を楽天に設定しても、音声通話に使う既定回線が自動で変わるとは限りません。逆に、標準電話から楽天の番号で発信できても、モバイルデータ通信は別回線を使っている場合があります。ネットを試すときはデータ回線、電話を試すときは発信元と着信先、SMSを試すときは宛先の番号を、それぞれ確認します。銀行に登録した番号は、端末のデータ回線を変更しても変わりません。
圏外・通信不可・アプリ不調を切り分ける
| 画面や操作の結果 | 最初に見ること | 再起動の位置付け |
|---|---|---|
| 旧回線は使えるが楽天が転入待ち | 申込状況、受付時刻、配送 | 先に手続きの状態を確認 |
| 楽天のSIMが表示されない | SIM挿入、eSIMの追加、対応機種 | 認識を確認した後の補助 |
| SIMが表示されるが圏外 | 回線オン、場所、開通、障害 | 一度試して再接続を確認 |
| アンテナはあるがWi-Fi以外でネット不可 | データ回線、キャリア設定、APN | 設定を見た後に試す |
| 一つのアプリだけ止まる | アプリ権限、ログイン、障害 | アプリ側の確認と区別 |
| 通話・SMSだけ不可 | 対象番号、契約、アプリ、機種対応 | 一度試しても別の条件を確認 |
「圏外」と「遅い」は別です。圏外は携帯網に接続できていないことを示す一方、アンテナが表示されるが速度が出ない場合は、混雑、電波状態、VPN、アプリの状況なども関係します。特定の地下や部屋だけで不調なら、同じ設定のまま近くの屋外でも試します。どこでも同じ症状が出るなら、回線の設定や端末側を先に確認します。
アプリだけが反応しない場合は、ブラウザや標準電話も使えないかを確認します。ブラウザが動くなら、回線そのものが全部止まっている状態ではありません。再起動を試すことはできますが、アプリの対応OS、ログイン、通信許可や通知が原因なら、それぞれ確認が必要です。古い端末では削除したアプリを再取得できない場合があるため、再インストールはデータや認証を戻せると分かってからにします。
iPhone・Androidで再起動する方法
iPhoneは通常の電源オフから試す
画面が操作できるなら、通常の再起動を行います。Face ID搭載機などではサイドボタンといずれかの音量ボタンで電源オフの画面を出す方法があり、旧機種ではサイドボタンや上部ボタンなど操作が異なります。「設定」「一般」にあるシステム終了から電源を切る方法もあります。電源が切れたら、機種の案内に従って起動し、ロックを解除します。再起動直後はパスコードが必要になるため、普段生体認証だけで開いている人は事前に確認します。
画面が固まり、通常の方法で電源を切れない場合に、強制再起動を検討します。iPhone 8以降などでは音量を上げる、下げる、サイドボタンを長押しするという順番がありますが、iPhone 7やさらに古い世代では操作が違います。自分の機種に合うAppleの案内を確認します。正常に操作できる端末で、回線のために強制再起動を繰り返す必要はありません。画面が反応しないことと、回線が圏外であることを分けます。
再起動後はアンテナや回線の表示が落ち着くのを待ち、SIMが表示されているか、楽天回線がオンかを確認します。パスコードとSIM PINが別の設定になっている場合、分からない番号を何度も入力しないでください。画面にSIM PINやロック解除コードを求められたら、契約先の案内を確認します。Appleロゴから進まない場合は、通信設定より端末の起動問題として扱います。
Androidは機種別の電源メニューを使う
Androidはメーカーや機種によって電源メニューの出し方が違います。たとえば一部のPixelでは電源ボタンと音量大ボタンでメニューを表示し、「再起動」を選べます。電源ボタン単独の長押しがアシスタントを開く端末もあります。画面上の電源アイコンを使える機種もあるため、設定やメーカーの案内に沿って通常の再起動を選びます。機種が分からないまま複数のボタンを長時間押すと、意図しない起動メニューを開く場合があります。
再起動前には編集中の文書、本人確認の入力、アプリの処理を保存できる範囲で保存します。初回のeSIM追加やOS更新が進んでいるときは、画面が再起動を求めているか確認し、途中で電源を切ることを目的にしません。処理が終わったか分からないときは、申込履歴や端末の状態を見ます。通常の再起動で保存済みの写真が消えるわけではありませんが、入力中の内容が残るとは限りません。
起動後は、設定の検索で「SIM」や「モバイルデータ」を探します。端末がどの回線を選んでいるかを見て、同じブラウザの操作を試します。電源が勝手に落ちる、ロゴから進まない、発熱を伴い再起動を繰り返す場合は、開通直後の再接続とは違う症状です。回線の追加や削除を繰り返さず、機種のサポートに症状を伝えます。
機内モード・SIMの挿し直し・リセットを使い分ける
機内モードのオン・オフは携帯網へ再接続させる手段です。Appleは圏外時の確認として、iPhoneで機内モードをオンにして15秒以上待ち、オフにする方法を案内しています。操作中は携帯回線が一時的に使えないため、着信や認証を待つ最中は避けます。元に戻したら、Wi-Fiが自動でつながっていないかも見ます。接続を更新するだけなら、端末全体の消去は必要ありません。
物理SIMの挿し直しは、端末がカードを認識していない場合に意味があります。電源を切り、メーカーの説明に沿ってトレイを開き、カードの向きや位置を確認します。別の穴にピンを差さないよう、トレイ位置を図で確認します。eSIMの場合は挿し直すカードがないので、端末の再起動や回線の有効化を確認します。物理SIMの作業と同じつもりでeSIMを消去しないようにします。
ネットワーク設定のリセットは、保存したWi-Fiやネットワーク設定などに影響する場合があります。端末の初期化は個人データを消す操作です。再起動、ネットワーク設定のリセット、端末の消去が近い画面にある場合も、名前と影響を確認します。設定のリセットを案内された場合は、Wi-Fiへ戻れるか、VPNや仕事用プロファイルへの影響、eSIMの選択項目を事前に把握します。通常の再起動がうまくいかなかったことだけで、そのまま初期化へ進む必要はありません。
再起動しても楽天モバイルにつながらない場合
物理SIM・eSIMで確認する順番
物理SIMが認識されないときは、同じカードか確認する
MNPでは電話番号が同じでも、乗り換え元のカードと楽天のカードは別です。旧カードを挿したまま電源を入れ直しても、新しい回線としては使えません。配送時の台紙と、申し込みの対象番号を照合してから、正しいカードを端末に入れます。トレイがうまく閉じない場合は押し込まず、向きとサイズ、対応するスロットを確認します。ケースがトレイを覆っている場合は、メーカーの案内に沿って取り外して確認します。
楽天SIMが入っているのにSIM一覧に出ない場合は、電源を切って一度挿し直します。それでも同じなら、端末が対応するSIM方式と、SIMロックの状態を調べます。中古端末や海外版では、似た商品名でも型番や回線の対応が異なる場合があります。ほかのSIMでも同じスロットが認識されないなら、端末側のトレイや故障も候補です。新しく届いたSIMの故障を疑う場合は、勝手に切ったり加工したりせず、契約側の案内を確認します。
eSIMは未追加・追加済み・無効を分ける
eSIMは契約を申し込んだ時点では、利用する端末に設定されていません。申し込み履歴に追加やダウンロードを案内する表示があり、SIM一覧にも楽天がなければ、適切な端末で公式の手順に沿って追加します。追加済みなら、SIM一覧で対象回線がオンかを確認します。以前から楽天の別契約を使っている人は、同じ「楽天」の表示を見て今回の番号だと思い込まないようにします。
新しいiPhoneやAndroidにデータを移した場合も、写真やアプリのコピーとeSIMの移行は別です。初期設定の途中でSIMを移す選択肢が出なかった場合は、対象機種やOS、事業者の移行条件を確認します。端末に追加できなかったからといって旧端末のeSIMを消す必要はありません。再発行でSMSなどの本人確認が必要な場合、旧端末に回線を残しておくことが役立ちます。
再発行をする前に、認証に使える端末を確保する
機種変更で旧端末の回線がまだ有効なら、旧端末でSMSやメールを受けられることを先に確認します。楽天モバイルには、利用中の製品からSIM再発行を行う手順があります。新端末の設定が途中でも、元の回線が使えることは再発行や問い合わせに役立つ場合があります。データ移行を先に行ったからといって、旧端末をすぐ初期化しないでください。
反対に、eSIMを誤って消してしまい、対象番号にSMSが届かなくなった場合は、本人確認ができる別の経路や、誤削除時のサポート手順を確認します。再起動は登録済みの回線を再接続させる操作で、削除した情報を作り直すものではありません。同じQRコードを何度も読み取る前に、現在のプロファイルの状態と、再利用できる案内かを確認します。画面のスクリーンショットを残すなら、設定用のQRコードや認証番号を含めないようにします。
回線を移した新端末が使えたあとも、旧端末をすぐ手放す必要があるかは別です。銀行や仕事の認証が旧端末に残っているなら、Wi-Fiで旧端末を操作できるうちに移します。新端末の回線でSMSを受信しつつ、旧端末のアプリで承認が必要な場合もあります。回線が復旧したかと、生活に必要な認証が揃ったかを別々に判定してください。
データ・通話・SMSだけ使えないとき
データだけ使えないときは、データ通信先とAPNを見る
楽天の番号へ電話でき、SMSも届くのに、Wi-Fiを切るとすべてのページが開かない場合は、データ回線の選択を見ます。iPhoneではモバイルデータ通信先、キャリア設定の更新、以前の通信会社のAPN構成プロファイルの影響を確認します。旧回線をデュアルSIMで残すなら、利用に必要なプロファイルまで消さないよう、両事業者の案内を照合します。会社や学校の端末管理用プロファイルを、回線設定と一緒に扱わないでください。
Androidでは、機種ごとの楽天回線対応でAPN自動設定の有無を確認します。手入力が必要な場合だけ、楽天の案内に従って設定します。手入力して保存しても、その項目を選択していなければ使われないことがあります。APNは主にデータ通信に関係するため、SIMが一覧に出ない場合や、端末が音声通話に対応しない場合の解決にはなりません。ネットが戻ったあとも電話とSMSは別々に試します。
通話ができないなら、標準電話とRakuten Linkを分ける
標準電話の発信ができない場合は、音声通話に対応する契約と機種か、発信回線が楽天になっているかを見ます。別の番号から発信した場合、相手に表示される番号も違います。着信しない場合は、相手がかけた番号を確認し、着信履歴が残るかも見ます。履歴はあるが音が鳴らない場合は、集中モードや着信音、Bluetooth機器への出力などが候補です。楽天回線をデータ通信用に指定しても、仕事用の別番号への着信が直るとは限りません。
Rakuten Linkだけが使えない場合は、対応OS、契約、楽天ID、アプリの版、モバイル通信を確認します。iPhoneではLinkを利用していない相手からの電話が標準電話に届くことがあります。Linkの着信履歴だけを見て、電話が来ていないと判断しないようにします。通常の発信とLinkからの対象発信は料金条件が違う場合があるため、試す相手とアプリも確認します。
一部の認証SMSが届かないときは、受信経路を追う
本人確認コードが届かない場合、別の端末から対象番号へ通常のSMSを送ってもらいます。iMessage、RCS、アプリ内メッセージは通常のSMSと異なるため、送った方式も確認します。iPhoneでは標準の「メッセージ」を、Androidでは既定のSMSアプリや受信の振り分けを見ます。普段のSMSが届くなら、特定サービスに登録した番号、迷惑メッセージ、送信側の制限などを優先します。
新番号で申し込んだ場合、銀行や通販の登録番号は自動で変わりません。MNPで番号を維持した場合でも、アプリで別アカウントに入ったために宛先が違うことがあります。再送の回数に制限があるサービスもあるので、画面の案内と代替認証を確認します。通常のSMSも届かず、着信も失敗するなら、サービスの登録情報より開通・SIM・番号を見直します。
繰り返す不調と相談先
いつも同じ地点で起きるなら、場所と時間を変えて比較する
地下の仕事場だけで再起動が必要に見える場合は、近くの屋外で同じ端末・同じ設定のまま試します。屋外で使え、室内の奥だけで再現するなら、端末を毎回再起動するより、その場所の電波を確認する方が有用です。アンテナが表示されても、混雑や利用環境で速度は変わります。症状が「圏外」なのか「接続はするが読み込めない」なのかを記録します。
広い範囲で突然使えなくなり、同じ回線の別端末も影響を受けている場合は、障害や工事情報を確認します。告知があれば対象地域と機能、時刻を見ます。掲載がないことだけで、局所的な問題がないとは言えません。事業者の告知を見たうえで、再現した場所と条件を控え、続く場合は相談します。
問い合わせでは再起動の回数より、変わったことを伝える
回線側に相談する場合は、機種名・型番・OS・SIM方式・開通状況と、動く機能を伝えます。例えば「楽天のeSIMは一覧に表示され、回線はオンです。Wi-Fiを切り、データ通信先を楽天にしました。標準電話は着信しますが、ブラウザは開きません。機内モードの切り替えと通常の再起動を一回ずつ行いました」と伝えると、調べる範囲が明確です。
電源が落ちる、画面が固まる、複数のSIMを同じトレイで認識しないなら、端末メーカーや販売元も相談先です。一つの認証サービスだけが失敗する場合は、その提供元が登録や送信条件を確認できます。問い合わせのために確認コードやパスワード、eSIM設定用のQRコードを送る必要はありません。正式な窓口から必要な項目を聞かれた場合に、用途を確認して伝えます。
復旧確認と乗り換え時のよくある質問
Wi-Fiを切り楽天回線で試す
再起動後にアンテナが戻ったら、Wi-Fiをオフにし、楽天をモバイルデータ通信に指定して新しいページを開きます。保存済みの地図や表示済みのページだけでは通信を確認できません。デュアルSIMの自動切り替えが別回線を使っていないかも見ます。次に、通常の電話、SMS、必要な認証やテザリングを一つずつ試します。最後に試験のために止めたWi-Fiや回線を普段の状態に戻します。
| 試験の順番 | 操作 | 確認済みと言えること |
|---|---|---|
| 1 | 楽天SIMが有効か確認 | 新しい回線を端末が認識している |
| 2 | Wi-Fiを切って楽天でページ更新 | モバイルデータ通信が使える |
| 3 | 対象番号にかけてもらう | 必要な電話番号で着信できる |
| 4 | 通常のSMSを受信する | 対象番号で通常のSMSが届く |
| 5 | 楽天IDでLinkや必要アプリを試す | 日常使う機能を別途確認できた |
古い端末を返却する場合は、ここで使えることを確認するまでは初期化しません。新端末へ買い替えた場合は、仕事や銀行の認証が旧端末に残っていないか、交通系ICや必要なデータが移ったかも見ます。回線が復旧したことと、アプリやデータの移行が終わったことは別です。
再起動で直った理由を判断する
再起動のあとにつながった場合、端末が再接続したことは確認できますが、原因が一つに確定したとは限りません。ちょうど開通側の処理が終わった、別の場所へ移動して電波が届いた、Wi-Fiへ自動接続した、別SIMへ切り替わったなど、ほかの条件が変わっていないかを確認します。特にアンテナの表示だけで成功とせず、楽天回線でのページ更新と、対象番号の着信で判断します。
一回だけ復旧し、その後問題がないなら、再起動を毎日続ける必要はありません。反対に毎晩同じ場所で通信が止まり、再起動で一時的にだけ戻るなら、場所、時間、他の端末、障害情報を比較します。別の条件で使えている結果も記録します。再起動は原因を絞る一つの操作で、毎回その場しのぎに使う前提にしないようにします。
再起動前後に比較する三つの例
例1:再起動後に楽天のeSIMが表示されるようになった。 追加の案内を完了した直後で、再起動後に楽天回線が表示されたとします。この場合は、その回線がオンか、試したい番号と一致するかを見ます。表示が出たあとにWi-Fiをオフにしてページを更新し、通常の電話とSMSを確認します。再起動前にはeSIMがなかったように見えても、契約側の処理が同じ時間に完了した可能性があるため、再起動だけが原因だとは断定しません。
例2:アンテナは戻ったが、ネットの利用先は他社だった。 Wi-Fiを切ってページが開いても、デュアルSIMのデータ通信先が別回線なら楽天の確認はできていません。楽天をデータ通信先に指定してもう一度試します。楽天を選んでから通信できないなら、端末対応やデータ設定を調べます。別回線に戻せばネットが使えることは、問い合わせや開通設定を続けるための代替手段として役立ちます。
例3:標準電話は戻ったが、Rakuten Linkの通知だけ来ない。 相手がかけた番号と、着信するアプリの仕様を見ます。履歴に残るのに通知がないなら、集中モードやアプリの権限、Androidであれば機種ごとの電池設定を確認します。一つのアプリの症状を直すために、既に動いている回線やSIMを消す必要はありません。標準電話とSMSで最低限の連絡ができることを確認したうえで、Linkの問題を切り分けます。
相談メモに「再起動後、何分でどうなったか」を残す
接続が戻るまでの時間が分かる場合は、時刻を添えると役立ちます。「午後7時に開通完了と表示。7時5分に通常の再起動。楽天SIMは表示されたが、その後も自宅では圏外。7時20分に屋外へ移動すると着信した」のように書きます。時間は正確に測れなくても概算で構いません。設定の順番を伝えると、どの段階まで処理が進んでいるかを見やすくなります。
すべての端末で同じ症状を確認する必要はありません。別の楽天端末で試せる場合は、型番や場所が違うことも添えます。新端末だけが使えないならメーカーの確認が役立つ場合がありますが、端末を変えるとSIM方式も変わる場合があるため、試す目的を明確にします。比較のために新たな回線を契約したり、旧回線の設定を消したりする前に、今分かっている情報を整理します。
再起動と乗り換えのよくある質問
楽天モバイルに乗り換えたら必ず再起動しますか?
端末や案内によって必要な場合がありますが、すでに通信、電話、SMSが使えていれば再起動を一律に行う必要はありません。開通後に端末が回線を認識しない、圏外のままという場合は、回線がオンかを確かめ、機内モードの切り替えや通常の再起動を一度試します。
再起動すると写真やeSIMが消えますか?
通常の再起動は保存済みの写真やアプリ、eSIMを消す操作ではありません。端末の消去やeSIMの削除、ネットワーク設定のリセットは別です。編集中の内容がある場合は先に保存し、起動直後に必要な端末のパスコードを確認します。
SIMを交換するときは電源を切った方がよいですか?
物理SIMの挿し直しを行う場合は、端末と回線事業者の案内に従います。楽天モバイルのトラブル対処では、電源を切ってカードを再セットする手順が案内されています。eSIMではカードの抜き差しは行わず、回線をオンにする設定と再起動を確認します。
何回再起動すれば直りますか?
回数を増やせば直るというものではありません。同じ条件で一度行い、変化がなければ、開通状況、SIMの認識、回線の選択、端末対応、障害の有無を確認します。画面が操作できない場合は、通常の電源オフと強制再起動の手順を分け、機種の公式案内を使います。
今のiPhoneだけ圏外なのは故障ですか?
同じ場所で別端末が使えても、機種、SIM、契約、設定が違えば結果は変わります。まず楽天の回線が有効か、開通やSIMの認識、キャリア設定を確認します。ほかの場所でも同じで、別SIMも認識できないなど、端末に原因がありそうなら購入元やメーカーに相談します。
再起動しても直らないなら初期化しますか?
初期化は個人データに影響するため、最初の対処にはしません。対象の症状と機種に合う公式案内を確認し、必要なら窓口に相談します。ネットワーク設定のリセットを案内された場合も、消える設定、Wi-Fiへの戻り方、仕事用の設定、eSIMの扱いを先に確認します。
スマホの乗り換え後につながらないときは、開通、SIM、使う回線を確認し、必要なら通常の再起動を一度試します。そのあと通信・通話・SMSを分けて確認すれば、追加で見る場所が分かります。eSIM削除や初期化は再起動と別の操作です。直らない機能と試した条件を控えて、回線、端末、アプリのうち問題に合う窓口へ相談しましょう。

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